いよいよレストア日記も第3回。
抜けたベアリングは工具箱の中に入ってたなんだかよく分からないアルミのカラー(おそらく以前乗ってたバイクのフロントフォークのトップキャップ)がドンピシャのサイズだったので、それを使って本体に叩き込みます。
Before
After
だいぶ終盤に差し掛かってきました。
ここで驚きの事実が!
「HiRock」=「はいろっく」だと思ってましたがどうやら「HiRock」=「はい"ら"っく」のようです。
ハイラックです。
ハイラックの糊付け機です。
まぁたいした間違いじゃないのでいいでしょう。
放置ブログを活用させるべく表題の「糊付けマシーンのレストア(修理)」の備忘録としてまたブログを書いていこうと思います。
もちろん不定期(笑)
ってことで第3回!!
こちらが「モーターは回るけど他は全く動かない」ジャンク品ってことで購入した糊付けマシーン。
(復習)
前回は下送りのローラーを外して、折れたネジを交換してベアリングの清掃、給油まで終わりました。
お次はいよいよ糊付けマシーンの心臓部?
糊付けローラーシャフトの分解、清掃!
外す前によく観察しときます。
だってなんにも資料がありませんからね!
ネットに写真もたいしてありません。
ってことでジロジロ見てから外していきます。
↑の突き出てるシャフトを抜きます。
真鍮のカバーを外せば簡単そうなんですがどうも外れません。
シャフトの奥のボディ部分にベアリングが入ってて圧入かな?ってことでベルトが掛かるプーリーを外すと下送りローラーとのギヤがあります。
ギヤを外しても全然抜ける気配がないのでシャフトをギヤが付いてた側から叩きます。
(ちなみに下送りのシャフトはすんなり抜けました。)
ゴムハンマーでゴンゴン叩くとちょっとずつシャフトが前に抜けてきました(๑و•̀Δ•́)و
ふと、(これ抜いてベアリング上手く元に戻せるかな?)といちまつの不安も
まぁもう元には戻れないので何とかなると考えてゴンゴン叩きます(笑)
んで、スコーンとシャフトがベアリングと一緒に抜けました。
シャフトにはローラー(ギザギザの)と給油ブロック?とベアリングが一緒に抜けました。
この給油ブロックには外から給油する穴が空いてますがもちろんゴム糊で詰まってます(笑)
んで、このブロックにはゴムシールが2つ付いててベアリングにシャフトから伝ってゴム糊が侵入しないようになってます。
残念ながらコイツは侵入を許してしまったようです(╥ω╥`)
ベアリングは清掃、給油すると異音もなくクルクル回ります。
シャフトにこびり付いたゴム糊もキレイに掃除。
給油ブロックもゴム糊を除去してグリスを入れます。
シャフトもキレイになったところで細かいところの掃除もしちゃいます。
何故かこんなベアリングの中にもゴム糊(笑)
モーターは何故か新しい。
まだまだ元気に回ってくれます。
たぶん卓上ミシンのモーターかな?
なのでもし壊れてもどうにかなりそう。
ゴム糊を通す時の定規が付いてるプレート。
めっちゃ歴史を感じる様相。
こびり付いてるのは何年前のゴム糊なんだろうか・・・
キレイになりました(๑¯∇¯๑)
さて、ここまで来たら後は組み立て!!
まずはローラーシャフトから。
シャフトを抜いた時と逆に叩き込みます。
ベアリングを壊さないように慎重に・・・。あ、ローラーシャフトの上にあった真鍮パーツはしっかり磨きました♪
ローラーシャフトはボディとの微妙なクリアランスの調整が必要です。
何mmかは分かりませんがきっと大丈夫!と言うクリアランスを取ります(笑)
叩いて微調整、シャフトを回して確認→また叩いて微調整を繰り返します。
ここさえ終われば後は元に戻して組んでくだけです。
この時点でもう気持ちいいくらいローラーシャフトはグルグル回ります♪
ってことで長くなったので第4回に続きます!!
次回予告!!
あ、もう写真貼れなかった・・・
次回でレストア日記は終わりかな!?
あ〜、本当にマニアック・・・
なんだかゴメンなさい。
自己満ブログの何物でもないなぁ(´A`。)
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